知っているようで、知らない、コンバージョンって何なのよ。

【初心者必見】コンバージョン(CV)の正体と正しい定義の仕方

ザック
今日はWeb戦略で必ず出てくる「コンバージョン」について話そうか。初心者にはちょっとややこしいけど、すごく大事な考え方なんだ。
にゃーにゃー
よくCVって言葉を聞くけど、結局なんなのかイマイチわからないにゃー。アクセス数とか売上のことなのかにゃー?
ザック
いい質問だね。実は「コンバージョン」はサービスによって定義が違うんだ。例えばECサイトなら「商品購入」、コーポレートサイトなら「お問い合わせ」や「資料請求」がコンバージョンになるんだよ。
にゃーにゃー
なるほど!つまり「目的に応じて何を成果とするか」を決めることが大事なんだにゃー。

コンバージョン(CV)とは?

コンバージョン(Conversion、略してCV)とは、Webサイトや広告で設定した最終的な成果を指す言葉です。

「商品購入」や「問い合わせ」、「資料請求」など、サイトやビジネスの目的によって定義が変わります。

つまり、同じ「CV」という言葉でも、人によって意味が違うので「うちのサイトでのCVは何か?」を必ず確認する必要があります。

なぜコンバージョンの定義が大切なのか

Web広告や分析ツールを使う際、コンバージョン設定を間違えるとAIが誤った学習をしてしまいます。

例えば、本当は「資料請求」をゴールにしたいのに、「アクセス数」をコンバージョンに設定してしまうと、広告は単にアクセスを集める方向に最適化されてしまいます。

結果として「人は来るけど成果につながらないサイト」になりかねません。

コンバージョンの具体例

1. リスト獲得(メール登録・資料請求など)

BtoBサイトやセミナー集客サイトでは、「資料請求」「メルマガ登録」「セミナー申し込み」が代表的なコンバージョンです。

将来の顧客候補を獲得することに直結するので、マーケティング活動において非常に重要です。

2. 商品・サービス購入(ECサイト)

ECサイトの場合は「購入完了」=1コンバージョンとするのが一般的です。

ただし、1万円の商品と100円の商品を同じ1コンバージョンとしてカウントすると正確な成果分析が難しくなります。

この場合は「主力商品のみをCVとする」または「売上金額ベースでのCV測定」を組み合わせる方法が効果的です。

コンバージョン率(CVR)の考え方

例えば、1000人の訪問者がいて問い合わせが1件ならCVRは0.1%。
10人の訪問者で1件ならCVRは10%。

単なるアクセス数ではなく「どれだけ成果につながったか」を見るために、コンバージョン率は重要な指標となります。

コンバージョン設定のポイント

  • サイトの目的に直結する「行動」をコンバージョンに設定する
  • 曖昧な指標(アクセス数など)はCVにしない
  • 価格帯がバラバラな商品は「売上金額」や「主要商品」のみに絞る

こうした工夫をすることで、正しいデータに基づいて広告やSEOを最適化できるようになります。

コンバージョンとは「サイトの目的に直結する成果」のこと。
サービスやビジネスによって定義は違うので、必ず「自分のサイトでは何をCVにするのか」を決めましょう。
正しいコンバージョン設定は、Web戦略の成否を大きく左右します。
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