【初心者必見】コンバージョン(CV)の正体と正しい定義の仕方
コンバージョン(CV)とは?
コンバージョン(Conversion、略してCV)とは、Webサイトや広告で設定した最終的な成果を指す言葉です。
「商品購入」や「問い合わせ」、「資料請求」など、サイトやビジネスの目的によって定義が変わります。
つまり、同じ「CV」という言葉でも、人によって意味が違うので「うちのサイトでのCVは何か?」を必ず確認する必要があります。
なぜコンバージョンの定義が大切なのか
Web広告や分析ツールを使う際、コンバージョン設定を間違えるとAIが誤った学習をしてしまいます。
例えば、本当は「資料請求」をゴールにしたいのに、「アクセス数」をコンバージョンに設定してしまうと、広告は単にアクセスを集める方向に最適化されてしまいます。
結果として「人は来るけど成果につながらないサイト」になりかねません。
コンバージョンの具体例
1. リスト獲得(メール登録・資料請求など)
BtoBサイトやセミナー集客サイトでは、「資料請求」「メルマガ登録」「セミナー申し込み」が代表的なコンバージョンです。
将来の顧客候補を獲得することに直結するので、マーケティング活動において非常に重要です。
2. 商品・サービス購入(ECサイト)
ECサイトの場合は「購入完了」=1コンバージョンとするのが一般的です。
ただし、1万円の商品と100円の商品を同じ1コンバージョンとしてカウントすると正確な成果分析が難しくなります。
この場合は「主力商品のみをCVとする」または「売上金額ベースでのCV測定」を組み合わせる方法が効果的です。
コンバージョン率(CVR)の考え方
例えば、1000人の訪問者がいて問い合わせが1件ならCVRは0.1%。
10人の訪問者で1件ならCVRは10%。
単なるアクセス数ではなく「どれだけ成果につながったか」を見るために、コンバージョン率は重要な指標となります。
コンバージョン設定のポイント
- サイトの目的に直結する「行動」をコンバージョンに設定する
- 曖昧な指標(アクセス数など)はCVにしない
- 価格帯がバラバラな商品は「売上金額」や「主要商品」のみに絞る
こうした工夫をすることで、正しいデータに基づいて広告やSEOを最適化できるようになります。
サービスやビジネスによって定義は違うので、必ず「自分のサイトでは何をCVにするのか」を決めましょう。
正しいコンバージョン設定は、Web戦略の成否を大きく左右します。







