2日目の解答と3日目の問題
さて、どちらでしょうか。
以下に答えがのっています。
ホームページ制作業者
ホームページ運用業者
Webデザイン業者
Web広告業者
SEO会社
Webコンサルタント
そして、だいたいの会社は複合的に担当しているケースがあります。
もはや、誰に頼めば良いの???
よくわからないから、ひとまず、声をかけてくれた方にお願いすればよいか、という方も多いのではないでしょうか。
そして、失敗していきます…。
それはなぜでしょうか。専門業者が悪いのでしょうか?
いえ、厳しい言い方をすれば、お願いした側にも問題があります。
私は、Web領域と人の成長が好きです。
だからこそ10年以上続いています。
私は元々、ブログとSNSが大好きなWebエンジニアでした。ホームページやシステムを作る側の人間でした。
ただ、お客様のホームページを作ったけれども、うまく運用されていない、売上が上がっていないページも出てきました。
それを解決していくうちに、だんだん、ホームページやブログって、どう運用したら良いの?どうしたらアクセスが上がるの?
という支援のほうが需要が大きくなってしまいました。
それでは、ホームページやブログなどで困ったとき、誰にお願いすればよいのかわからないと思うので、まず6つの業者を詳しくみていきましょう。
ホームページ制作業者
その名の通り、ホームページを作る業者。
ホームページを作る業者でも、デザインが強い人とシステムが得意な人(アクセス数が100万PVを超えても大丈夫)に分かれるので、注意が必要です。デザインが苦手でも、売上を上げる事に強い方もいます。
ホームページ運用業者
ホームページが適切に見られるようにするためにも、裏側では管理している人がいます。
例えば、自社サーバーなのか、レンタルサーバーなのかで、費用がかかってきますし、トラブルが起きた時、自分で対応するのか、お願いするのかでも変わってきます。
Webデザイン業者
ホームページ制作業者と兼務する場合も多いのですが、見た目の良いホームページを作ったり、画像やイラストなどの作成が得意な人を指します。
Web広告業者
Webでの広告媒体を扱う人です。Google広告やYahoo!広告などです。
SEO会社
どうしたら、検索してサービスを見つけてくれるのかを考える人です。
Webコンサルタント
本当にピンきりですし、人によって違います。サービスを1から考えて設計する(上記の全体を担う人)人もいますし、Web広告しか取り扱わないけれども、Webコンサルタントと名乗る方もいます。
ちなみに、上記の6つのどの会社、誰にお願いすれば、成功しやすいでしょうか?
よく考えてみてください。
答えは、あなたのサービスによって、異なるが正解です。
ただ、難しいのは、一つの業者にお願いするだけでは、完結しないということです。
完結しない場合は、さらに業者にお願いをするか、個人や自社で補う必要があります。
例えば、健康食品を扱っていて、リアルの店舗では実績があります。Webはこれから販売したいと思います。
まず、ホームページがないといけないので、ホームページ業者にお願いします。
たくさんのお金をかけて、有名なデザイナーにお願いしました。そして、格好良いホームページができました。
では、お客様が来るのか?
実はこないのです…。
そこから、いろいろなページを作りますが、やっぱりお客様が来ません。
そして、諦めてしまいます。。。
今回の健康食品を扱う会社はホームページを作ったあと、広告や検索されるページを作り、動線を確保しなくてはいけません。
そこで、反応を見るべきです。
商品やサービスによって、何を強化していくのかも変わってきます。
また、誰がWebを担当するのかにも変わってきます。
そのために、必要な事は、サービスや商品をお客様に提供する上で、集客の全体像をつくること。
健康食品を例にすると
健康食品のホームページ作成(お客様に見てもらうページ)
↓
Web広告(お客様にホームページに到達してもらうための施策)
↓
販売
などが考えられます。
導線さえ決まれば、健康食品のホームページ作成や運用(ホームページ業者にお願いする)
↓
Web広告(Web広告業者にお願いする)
↓
販売(ホームページ制作業者に販売ページは作っていただき、決済後は健康食品会社が発送後担当する)と、どの業者に頼めば良いか決まってきます。
だからこそ、発注者は、自社でどの部分が弱いのか、また強化したいのかを把握する必要があります。
その課題解決のために、専門家の手を借りる必要があります。
これを発注者スキルといいます。
何に困っているのか、それを解決したいから、この専門家にお願いするということです。
専門家にお願いした後、やっぱりうまくいかなかったケースは多々聞きます。
もちろん、その専門家が悪い場合もあります。例えば、「うまくいきますよ!!」といって、結局うまくいかなかったり。
上記の例でいえば、発注者がきれいなデザインページであれば、人がくると思いこんでいたとも言えます。
よし!!動線が大事であれば、Webコンサルタントにお願いしよう!!と思う方もいるかもしれません。
Webコンサルタントという言葉は非常に曲者です。
Web広告しか運用したことがない人でも、Webコンサルタントと名乗る方もいます。
自分でホームページも作れない方もいます。人によって、様々なので本当に注意が必要です。
改めて、発注者スキルを身につけるには専門家になる必要はありません。
ただ、最低限の知識は身につけておくべきです。
補足
分野を細かくわけて、専門家に分けろ!!というわけではないです。
小さいサービスであれば、自分で担います。
とはいえ、全部自分では難しいので、本気でビジネスをまわすときほど、誰かを頼る必要があります。その時に、泣かないようにね。
それでは3日目の問題です。